貧乏性!

最近、ハワイにだけ行くのがもったいないと思いアメリカ本土、
LAからだと着陸前に右手にダイアモンドヘッドが見えます

特に西海岸に行った帰りに3日ほど寄るようにしています。LAからも日本からも飛行時間に対して差が無い為途中休憩で立ち寄る感じですが
上空から見たワイキキ水族館

BHにとってHawaiはとても重要な拠点として3日間びっちりと予定があります。
とりあえず今夜はマスクドエンゼルやイエローアンティアスを捕まえてくれたダイバーと夕食します。
ワイキキビーチ
さあ3日と言っても実質は2日間がんばるぞ!

MACNAXX

翌日朝からワイキキ水族館で師匠チャールズデルビーク氏に会いました。
少し成長したナハッキー

今週は四連休で今日は初日だというのに私が来るのでわざわざ出てきてくれました。いつものようにまず館内を一周してバックヤードを見学しました。Abeエンゼルは昨年見た時よりはるかに元気にしていましたが大きくは成っていません。
Abe

彼は多分水温が23度であまりよく食べていないからだと思うと言ってました。
イサザアミの生きたのは良く食べると言ってますが、見たところサンゴを時々かじります。そういえば昨夜、コレクター達との夕食会で昨年買いそびれたAbeエンゼルはワイキキに来たものとは別物で実はコレクターのキープしていた水槽が小さくてジャンプアウトしたと聞きました。真偽の程は想像にお任せしますがコレクターブライアングリーンの友人から聞いたそうです。
シャコ貝の展示水槽

デルビーク氏は今年ミッドウェイからハワイ諸島水槽の展示水槽を大きくする計画とDeep Water Rare Fishの水槽を新しく作る予定です。4月から10月くらいかかるだろうと話してくれました。
4月より工事開始

イエローアンテイアス

バックヤードのマーシャル産シャコ貝

またいくつか、協力してほしいと要請されました。午後には明日出荷の魚たちをチェックしに行く予定だが時間が有るのでダウンタウンに買物に行きランチを食べました。
バックヤードのイカ

そういえば、MACNAから講演依頼来たかとデルビーク氏が聞いてきたので、何で知ってんの?と聞くと笑っていました。今年9月アトランタのMACNAXXからスピーカーとしての依頼がアメリカに来る前に届きました。
ピッツバーグMACNA

届いたメールをみて驚いて、隣にいたNORIKO嬢に「MACNAから招待状が来た、それもスピーカーとしてや、交通費もホテル代も全部払うから来てくれってわざわざ日本語のワードで送ってきた」というと「止めとき恥かくだけやから」と冷たく言われた。
「はじめて人を殺す時ってこんな時なんや」と思ってしまった。MACNAは私の英語力が乏しいのを知っていて通訳は用意すると言うてるというとデルビーク氏は俺もフランスとかイタリーで講演するときは英語で話すけどフランス語やイタリー語の通訳がつくから気にすることは無い、それよりアトランタで初講演のパーティーをしようぜということになった。
奥さんの職場

サンデイエゴでも皆から祝福されて期待大やなんて困ったもんや。テーマはJapaneze Aquariumsという題をリクエストされているので5分間くらい活魚の水槽で引っ張ったろうかなんて考えたりしている。
思えば初めてMACNAに参加したのは2000年で水野善郎さんが日本人としてはじめて招待された
ルイビルにお手伝いに行ったときでした。そこで、ETSSのゲーリー社長やTLFのダニーやジュリアンに会った。
NYのETSS工場

水野氏はこの時ケンタッキーバーボンの工場見学に行けば出来立てのバーボンが飲めると楽しみにしていて講演の合間を縫ってメーカーズマークの見学に行きました。しかし、アメリカでは工場では試飲出来ないそうでウィスキーボンボンを貰い、出来立てメーカーズマークを買わされて帰りました。早いなあれから8年やもう。午後、フランクのパートナーでありハワイ最古のShiperに明日出荷予定の魚を見に行きました。
Hawaiではかなり珍しい

30年ハワイでシッパーしてるけど初めての魚がいると赤いボロカサゴと思われる魚を
見た、今週はブラックバンドはお休みやけどこれ明日送ると言っていた。 うちの荷物はオマカセパックやからオーダー書がない。彼は、あのペパーミントエンゼルのコレクター
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Sea Sick!

ハワイのローカルダイバーと魚を獲りに行きました。

今回は、潜る予定は全く無かった為Diving gearを用意していなかった。全部貸すから行こうと言われて船に乗り込んだもののあまり体調が優れない為に無理に潜るのを止めて船番をしていました。

彼らは、11時に出港して4時に帰るまでに30m付近に2ダイブして移動して20m付近に2ダイブしていました。アメリカは今一年で一番売れる時期みたいで一緒にいる間にも本土の業者からひっきりなしに電話が入っていました。
Mくん

今日はフレームラス、ポッターA、キイロハギ、フレンブリーバタフライなどが目標だといってました。約4時間で4ダイブは普通では考えられない、それも魚を捕まえるのだから・・・

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Lung cancer

ハワイからの帰りに成田に着くまで9時間も飛行機に乗りました。行きのLAまでとほとんど変わらない飛行時間9時間に退屈でスタッフへのお土産Angel Fish Testを作りました。合格点70点をクリア出来るのだろうか?最近のANAの機内ではエコノミーでもビデオを自由に見る事が出来るので3本も見てしまいました。 

その中で、秋元康原作の「象の背中」を見てこんなに格好良く人生の週末を迎えるのだろうかと思いました。人生に於いて多分、主人公と同年代の私達40代後半になると皆、多少は体の不調が出てくると思う。しかし、仕事も重要なポジションや地位にある為に休む事も出来ないし、猛烈に忙しい。

この数年に現実に身の回りで、肺がん、大腸癌、白血病などで若くして亡くなったり、何度も手術を繰り返し闘病している人もいる。この映画の主人公のように、理想の家庭を築き、妻を愛し、子供を愛し、彼女にも愛されて、幸せに死ぬ事なんて格好良すぎてしまうけど、せめて若くして逝ってしまうのだからこれくらい格好良くないと不幸なのかもしれません。 オーストラリアではタバコの箱に肺がん手術の写真がプリントして有ります、そんな箱からタバコを取り出して吸うなんて馬鹿げていると思うが・・・・

プロジェクトX

独立行政法人 理化学研究所発生・再生科学総合研究センターに行ってきました。
約3年前にセットしたこの水槽で、最も原始的な脊椎動物の一種とされているヌタウナギの胚発生を人工飼育下で行うことに世界で初めて成功しました。
ヌタウナギのタマゴ

実験室で活躍するETSS

これは、世界初の快挙と言える事で、昨年の3月英国の科学誌Natureに論文発表されました。この研究室の大田さんは近畿大学水産学部OBでオックスフォード大の大学院にて学位をとられた熱心な研究者です。この水槽をセットしている時に、大田さんは成功したら、この研究はプロジェクトXで報道して貰えるくらい価値があると言って中島みゆきの歌を口ずさんでいた。とりあえず5年は掛かるかもしれないがやるしかないと言っていたのを思い出しました。 
次はQuad1800が導入される

従来ろ過で実験していたがうまく行かなかったがETSSダウンドラフトスキマーを取り付けてから
飛躍的に水質に改善が見られ翌年には産卵が確認されたそうです。ただ発生がはじまるまで4・5ヶ月要する為に判断が難しいと聞きました。
予定より3年早く片付いた為、来年度から違う実験を開始することになりその打合せをしました。
今度はハイテク水槽?自動給水、自動換水、と言う事ですが、私には普段のお客様のリーフタンクの方が遥かに難しいと思うので実験用の水槽システムはまだまだやり易いかな。 
残念なのはプロジェクトXが終了していたのでNHKの朝のNEWSで紹介されただけだった事です。

PS明日29日でBigChance2008の景品交換が終了します。まだ景品を受け取っていない方は大至急ご連絡下さい。ポイントプレゼントの方も明日までです。
3月は5日から10日までDevilのBirthdayキャンペーンです。と言う事で日頃ご愛顧いただいている顧客の皆様に特別にセレクションした逸品をご提供いたします。特にDevil会員の皆様はお楽しみにして下さい。カレンダーダウンロード4月のパスワードはheathです。

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