北九州のアートストーンカタギリアクアに行って来ました。 店長の膳所さんはオープンする前に1週間BHで研修をしました。
1週間で何が身に着くかは疑問でしたが、毎朝9時から23時くらいまでびっしりと働いていただきました。 これは特別なプログラムではなく、BH店内で日常的に行なわれている一般の業務を、スタッフと一緒に体験していただいただき、魚のケア、入荷時、出荷時、の開封梱包や、スキマー、リアクターなどの専門器具の取り付け、調整、メンテナンス法を覚えていただきました。
BHで1週間、身体で覚えさせられた体験を励みに開業以来ほぼ2年半、恐らく開業前の準備期間を入れれば3年間は休まず必死にお店の生体の管理をしていると思う。
正直言って、研修期間中お世辞にも出来るタイプでは無かった。同時期に研修していた専門学生よりも悪いくらいであった。ただ見た目よりガッツがありハングリーな気持ちが伝わってくる。権利ばかり主張するが義務を果たせない若い連中とは違い、基本に忠実でコツコツと手入れをしているので、異常に気づくのも早く、病気にもいち早く対処している。
石材屋のサイドビジネスとしてのスタートと思われがちだが、オーナーのカタギリ氏は本物志向で事業として独立させる事を初めから考えていると私は思っている。
開業して暫くはお客様に認知していただけるまでに時間が必要で、その間も腐る事無く一生懸命に生き物に向き合った。おかげでサンゴもすくすく成長し目を見張るほどになっている。EcoSystemLeng氏も此処に訪れて指導しているのでEcoSystemの状態も良い 連結しているサンゴ水槽のライブロックの隙間にはワラワラが沢山発生している。
カタギリさんは淡水魚も扱っていたが今年はそのスペースも海水魚に変更するという。恐らく海水魚とサンゴの在庫では九州で一番多い小売店かもしれません。キャンデーバスレットのペア、バンクバタフライ、コンスピまで元気に在庫しています。
わざわざ通販で東京大阪から取り寄せなくても、地元でコンディションを確認して安心して買えるお店を目指してがんばっている。
「膳所君、休み無くて洗濯とかどうしてんの?」 「彼女と同居しているから大丈夫です」「そんなに休み無かったら逃げられるで」「そこは九州男児です、うまくやってます、安心して下さい。」 新年早々卒業生からエネルギーを貰いとても嬉しい気分だ!
「今年は、ブラックバンドにチャレンジしたいので良い子がいたらお願いします」
彼は強運かもしれない、新年第一便に9cmの良い個体が来ています。早速送ってあげようと思います。
昨日はハワイ、アメリカ、マイアミ便の入荷となりました。青みの強いクィーンA S、M,Lと各種入荷変わったところではORAのブリード個体
Picasso Percula Clownfish 白いバンドが多いペルクラとNaked False Percula Clownfish 通称ネイキッドニモと呼ばれるバンド部分の無いペルクラが1ペアづつとオーキッドドティーバックとストライプドティーバックのハイブリットのインディゴドティーバックが若干の入荷であった。
膳所君にインディゴドティーバックも送ってあげよう。 今年もよろしく!!