頂上は水深3m?
今年の5月にリチャードパイルとブライアングリーンがCentropyge abeiやPrognathodes guezeiを採集したと思われるパラオの東側の外洋のポイントショートドロップオフに潜ってきた。
といっても120mまでは潜れる訳が無いので40mまでですがこのポイントの遥か深くに奴らがいると思うだけでわくわくしてきます。 例えて言うと1万メートル級の山脈の尾根の上でなだらかな斜面と言うよりは切り立った崖を宇宙遊泳するようにゆっくりと降りていきます。
此処は太平洋の最深部の一つといわれるベラウ海溝のすぐ近くで、最深部6000mとも10000mとも言われる場所である。一番浅い場所は3mで氷河期は陸の上にあった場所で無数の洞窟というか岩穴が沢山有る場所です。
此処で彼らはBBC放送のスポンサーで海洋調査をし20種前後の新種や未記載種の魚を捕まえました。この模様はPacific Abyssという題名でDiscovery Channel で放映されました。
この下100数十メートルに研究者やマニアにとっては魅惑的なトワイライトゾーンがたくさんあります。
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1dive60分以上が1日3本で5m付近でのナイトロックスで充分な減圧をしています。その時間に近くで泳ぐセグロチョウを観察してみました。彼らはサンゴは食べないで砂と石の隙間や海草かコケのような物を長いクチバシで突いていました。