先ほど、緊急入荷したGenicanthus personatusをショールームのヒースの水槽に潮合わせして泳がせた。 先々週のニシキハナダイとシマキツネベラに引き続きまたまた受難だ。
水温を21.5度まで上げているので機嫌を損なわないように注意が必要です。それにしても、オスのマスクドエンゼルはかっこええで!実は去年の今頃もペアで入荷していました。それは、RCTのフランクにブリーディングの為に預けていたのが里帰りしてきたのです。残念ながらその時のオスはその数日前のハワイ沖地震で停電になった時の後遺症で里帰り直後に落ちてしまった。メスは奇跡の水槽で機嫌よく暮らしてはります。
今回は、16、17CMの立派なオスで見たところ減圧もなさそうでコンディションも上々だ。しっかり餌付けにトライしてみよう。価格はデミムーアがNYのセレブレストランで食べるトリフ位にしようと思う。知ってる人は知ってる。 BHでは入荷している魚しか載せてはいません。何処とは言いませんが在庫していない物や、入荷した事の無い魚までずうずうしく通販サイトに載せていません。 それってフィッシングメールとかわらへんがな。
今日は、YUJIさんの仕込みに宇治に行く、昨日工場ではヨッシーさんの樹脂製架台と水槽が仕上げに入っていた。 週末は大忙しになる。 何故か水槽の工事が続いているほど良い案が浮かんでくる。
経験値が上がるからか?死ぬほど忙しい時こそ種の保存?眠っていた野生が目覚めるのかもしれない。
シャコ貝の養殖をする時に採卵をどうするか知っていますか?電気ショックを与えるとか、排卵促進剤を使うとか考えてしまいますが、水槽から取り出して熱いコンクリートの上に30分ほど転がしてから採卵用の水槽に入れます。死ぬ思いをしたシャコ貝は死ぬ前に子孫を残そうと必死に産卵始めます。
嘘じゃなく八重山の水産試験場で実際にやっている方法です。
これと同じ目に水槽で遭ったお客様がいました。屋外でクーラーの配管が抜けて水槽が空になりメタハラで熱々になったところに帰宅して慌てて海水を入れて一息ついたと思ったとたん一斉に産卵し真っ白になり、シャコ貝10数個すべて★になってしまいました。皆様も注意しましょう。