MACNA最終日は午前中でカンファレンスは終了し出展していたブースECOSYSTEMとTwoLittleFishiesの後片付けをしマイクパレッタの家にお邪魔した。
ピッツバーグ郊外の高級住宅街にある彼の家は少し道から上に小高い丘のような場所にあります。
彼は、10年に渡りECOSYSTEMの愛好者でも有ります。彼の800ガロン水槽4mWx1,2mDx0,9mH(3200L)のタンクの水流は毎分280Lのポンプが2台で1台は水流用で前後の配管が電動ボールバルブで45分間隔で切り替わります。
彼は、器材も新しい物が好きなようで今回のMACNAでELOSのスキマーを購入し、Deltecのスキマーと交換するそうです。
前面の水流には360度回る吹き出しが5台付いていました。照明は400W10000Kが4台と20000Kが3台120Wの蛍光灯4台でタイマーコントロールしています。
彼の、今の課題はサンゴの色揚げでその為に重要なことは貧栄養塩(PO4やNO3を限りなく0に近づける市販のテスターでは大まかで計れない数値)に水質を保つ為にECOフォス5Lを3ヶ月事に交換している。
彼は週に1度消灯2時間前にアミノ酸の添加剤を投入し、その後、特性の餌をSPSに与えて色揚げをしている。
彼いわく、アミノ酸の添加剤を入れると照明が消灯した後のナイトポリプの伸び方が良くなる、その時に孵化ブラインやプランクトンの餌をSPS類のサンゴに与えているそうです。サンゴサンゴに餌を与えると水質は悪くなります。でも最近のホビーストの報告では与える前と与えてからでは色も成長もかなり差があると言われています。
その為、以前より頻繁に海水交換をしたり、燐酸塩や硝酸塩を除去する為に各種吸着剤を使うようになっています。
以前にくらべて、リーフタンクに魚を入れる人も増えています。さすがに日本のように、小型ヤッコを沢山やバンクBFやマルセラBFのような深場を好む魚を明るい水槽に入れる人はまだ見かけませんが魚の好みも日本人に近づきつつあるように思います。
従来アメリカ人は大きなハギや大型ヤッコを好む傾向がありました。しかし最近では、リーフタンクに入れる魚としてサンゴを食べないイトヒキベラや孔雀ベラに人気が高くマニアは日本のクレナイイトヒキベラ、ヤリイトヒキ、ツキノワイトヒキなどを手に入れたいといわれました。
日本でも、滅多に手に入らないので難しいよと話すと残念そうな顔をしていました。
マイクパレッタは、講演が凄く早口でドンドント進めて行きますが、夕食を一緒に食べた時も早口でジョークが好きな人です。