先ほど報道ステーションで、石垣島のサンゴの白化現象の映像を見た。表現は悪いがフィジー便のサンゴを見ているようであった。1998年のエルニーニョの年には世界中の16%が死んでしまった。
フィジーやパラオやグレートバリアリーフでもその年は大ダメージを受けています。沖縄本島も同じで6月にはサンゴの楽園だった万座毛のリーフエッジも9月には白化し茶ゴケにまみれて海の色まで変わってしまった。サンゴは水温が30度以上の日が1ヶ月以上続くと褐虫藻が抜け出し、徐々に色抜けして弱りしんでしまう。
水槽では、24度の設定のところがクーラー故障や電源がダウンしてしまうとあっという間に30度以上になり外出から戻って、異臭を感じてしまった時には膝から崩れ落ちてしまうものである。今年も各地でこのような現象がたくさん発生しています。
つい数時間前であるが、関東屈指のレアフィッシュ大型水槽の某氏よりお礼の電話が入った。先月取り付けたP3Cが早速出動した。
今朝、出勤後動力のポンプが焼き付き動力のブレーカーがダウンしクーラーが停止して水温が上昇したが25度になった時点で携帯に水温異常を知らせる電話が入り、自宅に連絡し在宅していた人にテレビ電話で確認しながら照明の電源を落としたり、室内クーラーを18度に設定してもらい帰宅時には27度の上昇で済んだので、ひと段落おいてお礼の一報をいただいた。P3Cが働いた、嬉しいような悲しいような複雑な心境になる。でも1度あれを経験しているだけに2度と同じ目に会いたくないと聞いていたので大惨事になる前に対処出来たのはとても嬉しい。
この水槽も水温対策にクーラーを3馬力と1馬力の2台ついている。しかし、電源が落ちてしまうと意味が無い。水温異常を知らせる電話がなった瞬間は本当に恐ろしかったが、即座に対応出来た事が何よりも大惨事を防いだと報告いただいた。あのサイズの水槽のリセットは想像するだけでも憂鬱になる。
涼しかった後に猛暑になった今年、こんな時に事件は起こります。緊急にP3Cを来週5台製造いたします。現物を御覧いただきたい方、今月中に関東ではベッセルさんに取りつけされる予定です。
関西ではBHショールームにて御覧いただけます。トンガ産ベントラリストリオやハワイアンロングフィンを買うくらいの価格で安心を手に入れる事が出来ます。