危機管理!
先週は台風と地震が一緒にやってきた。秋田行きは台風を避けて地震の被災を運よく逃れたが、被災地で水槽をお持ちの方の被害は心からお悔やみ申し上げます。
顧客の皆様もこれから夏のバカンスにお出かけになられると思いますが、夏ほどトラブルの発生する季節はございません。本日も、クーラーの故障によるスクランブル発進が一件発生しています。
クーラーのお掃除をよくしましょう。
今年は猛暑になると言われていますが、大阪でもまだそんなに暑い日は少ないですが、ある日突然気温が上昇しクーラーがパンクしてしまいます。 クーラーのフィルターは週に1回は掃除機で吸い取りましょう。夏の前には分解掃除をすると尚良いでしょう。ドライバーひとつで簡単にばらせます。ばらしながらデジカメで写真を撮っておけば、間違う事は無いでしょう。
クーラーの故障の原因の大半は掃除ができていないことが遠因になっていることが多い。フィルターがつまり風通しが悪くなると、コンプレッサーに負荷が掛かります。キャビネットに収納していると排熱の処理が上手く出来ていないと熱い風を吸い込みよりオーバーヒートが早く起こります。排気に強制ファンをつけて追い出す事も方法です。 クーラーからの水漏れの原因の殆どはチラータンクに差し込んである温度センサーのねじ込み部分やタンクが高温で変形して水漏れを起こしています。 羽目殺しの取り付けやメンテナンスの不備は重大な事故を引き起こす原因になるでしょう。
水槽の有るお部屋では夏場、留守の時もエアコンを点けておいたほうが電気代が安くなるでしょう。
エアコンで室内を冷やしておけば、水槽のクーラーの稼動時間が少なくなります、26度の室温で保たれているお部屋で25度の水槽だと1度下げるだけですみますが、30度を超える室温は水槽の温度も押し上げる要因になる為、水槽のクーラーが稼動し続ける為により熱くなり、故障や寿命を縮めます。
家庭のエアコンで空気を冷やすのと水槽のクーラーで水を冷やすのを較べると水槽のクーラーは効率が悪いので消費電力が高くなります。特に強化照明をしている水槽ではサーキュレーションで水槽周辺の風通しを良くしてあげることもクーラーの負荷を和らげるでしょう。
万一の備えにフィッシュレスキューポンプを御備えいただければ、地震や雷などの停電時に水槽にエアレーションを行ないます。ポンプの電源コンセントに差し込んでいただければ電源が切れた時に電池式エアーポンプが作動し水槽にエアレーションを行ないます。関東地区ではB-BOXさんにてお取り扱いしています。
希少なサンゴや魚達を救助してくれます。
それよりも、もっと未然に防ぎたいとお考えの方には新開発のP3Cをオススメします。
携帯電話に接続し、異常時に連絡する番号を設定しておくと異常信号を感じた時に電話で知らせます。例えば温度設定23度の水槽が24度になった時に連絡するように設定するにはファンサーモを24度に設定して電源を差し込みますクーラーが故障や能力が落ちたときに大きな被害が出る前に連絡が入ります。
世界一の混泳水槽はこのシステムで未然の事故を防いでいます。
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