隠熊蚤
今日は、来訪者が多かった。午前中LSSの岡部氏は今週2回目の登場らしい。東京からマイルを貯める為に日帰りしているらしい。今週は忙しく顔を見ることは無かった。がんばってるね!ジャイアンツみたいな経営しないように。
午後からは初心者向けのアクリウム雑誌コーラルフィッシュの編集長村上琢太氏が来られた。
昨日連絡が入っていたみたいだが、この本のライターに一度スッポンかまされているのでDevilの低気圧が発達するのを恐れたスタッフがアポを入れていなかった。運良く、会社にいればご挨拶したいと言う事で、午後にお見えになった。この方は、京都の出身だそうでこの本の編集長をする前はバイクの本を作っていたそうだ、バイクでマニア向けの本を作りすぎて一般受けしにくくなり初心者目線の海水魚の本を作る事になったそうだ。彼自身がカクレクマノミがちゃんと飼えるようになるような本を作りたいと読者目線で始めた本が10冊目となり、同時にスタートした読者の方が脱初心者となりそろそろ、少しはマニア向けに転換を図ろうと言う事なのかもしれない。
ド素人が、ちゃんとした本を作りたいなんて、大それた試みであるが非常に面白い!同時に始めた読者のほうが先にマルチカラーエンゼルを買ったという。私はフレームAで踏みとどまっているのに先を越されたと村上氏がいう。
私も12年前にド素人で騙されながらこの業界に足を踏み入れた。当時、御教授いただいた諸先輩の教えに背いて今が有ります。そもそも知らないうちは、指導してくれる方がすべてのように思いがちであるが、だんだんと知識が増えてくると疑問が増えるのだろう。 例えば、水槽のメンテナンスを請負って毎回大量の海水を交換するのに現地で水道水で塩を溶かし、飾り岩を取り出し熱湯をかけて洗い水槽を徹底的に磨き上げます。確かに水槽は綺麗になるが此処の魚はどうなるでしょう?時間をかけ費用も嵩みますが生き物にとっては迷惑ではないでしょうか?それでも労力に対して費用は発生しますが結果は目に見えるでしょう。事実毎回魚が死んでいくのを持って行くのが売上げになるようなメンテナンスをしている。私はそんな面倒くさい事が嫌だから、フル装備で水質の安定するシステムを作ります。
初期のコストは嵩んでも、ランニングコストは下がります。
この本に関して、協力している業界人よりホビーストの協力者のほうがずっとレベルが上だと感じています。
自腹で必死にうまく飼いたいと思うアクアリストより必死に勉強している店員はどれくらいいるんだろう?自社の商品の調整法も解っていないメーカーの営業も多い。正しい使い方を教えないで5個買うと20%引きますとか、10個買うと30%引くとかに終始した営業をする。結果お店は安売り競争をして、問題が生じるとメーカーに直接言えという。そんなんでええんかい!と思いませんか?
そもそもこういう本は読者目線が売りのはず、しかしながら内容は広告主在りきに偏っている。読者に正しい情報や知識を伝えるのが役目ではないのか?
広告主のショップやメーカーを褒め殺しにした情報操作は正しいと言えるのだろうか?広告出してくれたら嘘でも褒めちぎったるで!みたいなのはどうなんや!
この本の一部の記事を扱うライターが広告代理店をしていて、そのクライアントに有利な内容の記事を捏造しているのが原因だろう?編集長は取材先で当社の商品が使われている事も在るので普通に会話が出来るような関係でありたいということでご挨拶に来られた。基本的にはニュートラルな方だと思う。読者目線で判断する事も出来るだろう。BHは敷居が高かったと言っておられたが殆どの初心者は
そうなんだろう?自分が行きつけのお店で欲求不満になった人がお客様になるようなスタンスの
お店でもいいと思う。恐々覗いてみたら意外と心地よいお店であった。店舗は地下なのに入り口は2階に有るみたいな不思議な雰囲気、Devil会員の大半はそうであろう?
カクレクマノミとハタゴイソギンチャクをうまく飼うのはすごく難しい、スミレヤッコとシマヤッコもそうだ。
おそらくキャンデーバスレットより確率が悪い。ゴールデンAシマヤッコ、スミレヤッコなどを店では薄暗い場所の小ケースに入れて餌付けをしてやると比較良く餌付ける事ができます。
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