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ワリンディーは割りんでぃー

2日目、今日は午後にはジャワ島のバニュワギまで行くので早朝8時からDiveで有る。昨日と同様で、皆のテンションは高い。
かなり期待出来そうであった。その期待通り、水深29mの窪地でワリンディーを発見する。こいつはデカイが良く見ると
ワリンディー
岩についてはいない、活着していなくても成長している、そんなに水流は必要ないのだろう。そういえばこの水深にしかいないヤドカリがいたな。過去に2度捕まえたのだが
新種かどうかは解らないといわれて、冷凍にされたのだろうかいずれにしても浅くて25mで大体30mラインでしか見たことが無い
全身が綺麗なオレンジ色をしている。ヤドカリマニアに鑑定してもらうのに潜るたびにチェックしているのだがかなりRAREです。
そういえば、人気のスハルソノイもこの水深でしか見なくなった。人の背丈も有る、スリバチ海綿も異様な雰囲気をかもしている。
スリバチ
ここの、トワイライトゾーン攻めるのも面白いだろうなと考えながら1本目は終了となる。大きなオオタバのR&Gも見つけた。


スハルソノイ、グラヌロッサ、カロリニアーナ、ピコニかエレガンスか良く解らないタイプかなりレアである。 とても貴重な写真が沢山撮れた。
船に戻り、海上ファームに戻る途中ファームのボス、ブサマがDevilにヤドカリをくれた。おおっこれは例の奴ではないか、でかしたぞブサマ。
1時間の休憩後、ラストチャレンジをした。こんどこそヤドカリもGetしなくてはと思い皆に、あれこれと指示しながら探すのだが

なかなか居ないあきらめかけた時にやっと見つけたのであった。水深29mついでに赤いコモンの写真も撮れた。
赤いコモン
インターバルが短かったのと短時間のDeepDiveで安全停止が25分も出ているが、時間が無かったので安全停止を5分だけした。 Diveコンピューターがピーピー鳴るのをサンティカと二人で無視してしまう。

案の定Diveコンピューターがエラーになった。48時間の停止命令が出ている。サンゴ(アクロポラをやで!)を撮りにに38mくらいまで潜るなんてアホです。Diveタイムの平均水深が20mを超えると危険な状態になることを覚悟しなければならない、船に乗りチェックして見ると19mであった。
まあ次は5mか6mやからさっきの減圧をしに行くようなものだ。本当はこれは危険な行為で良い子の皆様は決して真似しないようにしてください。
Diveコンピューターを無視して3本目は休憩なくカルチャーアクロポラの畑を物色しに行った。ここは、大きなバディングアクロポラが有る唯一の畑だ。水深2mから6mくらいの浅い場所なので素潜りでもいいのだが今の状態での素潜りは減圧症になる可能性が増してしまう。
水族館用に注文された、コエダミドリイシ系を数個物色して、全体の種類をざっと見た。半年後が楽しみな種が一杯有った。
そういえば、巷では未だに売値が重視されている。それというのも、タコアシやハナサンゴ、ナガレハナのブランチなどはワイルドがバディングものよりも安いので、売りやすいから買いやすいという問屋や小売店が多い。数ヵ月後の結果はどうなのと考えないのだろうか。
サンゴは揺れることが一番のストレスで、機嫌よくポリプを伸ばしている場所でパテ付けしてやれば安心して成長するのだが、殆ど、ブランチ系はライブロックの隙間に差し込まれて1個溶けては、又溶けてみたいになる。お店に置いていても同じで、
最後は欠損部分を折り特価で販売するか、溶けてしまうかになる。統計を取ればすぐに解るであろう事なのだが死ぬから又売れるというおかしな法則に陥っている。 既に賢いアクアリストは気づいている。第一に作り手が死なないように細心の注意を払っているのに売る側が未だにこれだ。 すでに欧米では、好評でどんどん出荷されています。そういう意味でも日本はまだ途上国かもしれません。
最後に、トゲミドリイシの群体から綺麗なやつを写真に撮り
 
海中を後にしてファームに戻り、
今回のMVPのブサマファーム頭にBHシャツをプレゼントしてバニュワギに向かう。
バリ島の北西の端に、ギリマヌという港町が有ります。CV・DINARは此処にも昨年ファームを作りました。此処は魚やロブスターの養殖

も手がけるみたいで、クロレラを湧かすためのコンクリートのたたきが出来ていました。
この港町の先端のフェリー乗り場からバニュワギ行きのフェリーが出ています。ほぼ待ち時間無しに乗船出来るくらい頻繁に運行しているのですが
乗船から出航までの時間の方が運行している時間より長いのは何故と思うような状況だ。しかしピークには5kも乗船待ちの列が続くというジャカルタまで1000kmを結ぶ陸路のスタート地点でも有る。
ブランチ系の養殖のメインは此処で行われている。
いろんな場所で実験した結果このファームの前の海水深20mにおくのが1番成長も早く色も良くなるという。
さすが、Edy社長インドネシア最大のサンゴ輸出業者である。

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2007年02月11日 01:56に投稿されたエントリーのページです。

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