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リーフタンクやっと動き出した?

福岡県の北九州空港から車で4分の京都郡(みやこぐん)というところにアートストーンカタギリというお店があります。本業は石材業でオーナーの片桐さんが趣味でディスカスを飼育し繁殖させて、ブリーダーになってしまったと此処までは良くあるストーリーなのですが、事業として海水魚のお店をオープンさせるにあたり、オーナーは今まで培った情報収集力を駆使して、ある日突然BHにやってきました。
何も解らないど素人が海水魚店を始めるには成功しているお店から学べと言う事らしいが、成功しているお店と言うような自覚は無いし、余裕も無いが私自身も全くのど素人でオープンしてしまったのが懐かしく思ったのですが、最近のお店の設備投資は半端な金額ではすまないのが現状で、後戻りでけへんで、引き返せないよと散々脅かしたのですが、この親父は言う事を聞きません。
 アートストンカタギリのスタッフのお二人
スタッフの膳所さんは1週間BHで研修をして魚やサンゴそして器材の取り扱いについて早朝から深夜まで猛勉強しました。 設備もオーナーの片桐さんと二人で一から設置し納得いかないところは質問攻めを受けながらも、理解するまで取り組む熱心さで、後発で開店するのに設備も後発では話にならない、そもそも、熱帯魚店の什器のままで塩を溶いただけのような水槽で海水魚を飼うということが難しい私はあの独特の湿気と匂いが苦手である。水温28度比重1.017から1.018でも餌食って元気な魚もいます。ところが家の水槽の水温が23度だと翌日には白点になってしまわないだろうか?今みたいにクーラーがかなり安くなっているので、少し我慢すれば手に入れることは可能な事だがしていないお店もあります。
スキマー等機材
ということで石材業の収益をせっせとお店の設備に投資して東京や大阪のお店に引けを取らない、最先端のお店をオープンさせました。しかし開店早々ではなかなかお客様もつかず苦戦していますが、開店に会わせて仕入れた珊瑚も、どんどん成長し発色するので、それを見ていたご来店のお客様が少しずつ興味を持ちリーフタンクを作ろうということになってきた。
店内水槽1 店内水槽2
綺麗なリーフタンクが出来たら中を彩る魚が重要である、そうキャンディーバスレットの登場である。サンゴが育つ様な水質環境であれば、強化照明下であっても色焼けするどころかより赤くなり綺麗になる。ココスやコンスピ、レンテンヤッコJuvもいる。遠くから取り寄せなくても地元で見て選べる、こんないいお店が博多から1時間の北九州に有ります。魚やサンゴの知識についてはまだまだこれからです。お客様と一緒に育って行くお店です、でもやる気はどこにも負けません。Devilも時々囁きに行きます。もちろんETSSダウンドラフトスキマーやKnopカルシウムリアクター、EcoSystem、シースワール、クリスタルラグーン水槽も設置して有ります。
器具の設置及び調整もばっちりで相談にのってくれるでしょう。今後もご予算の許す限りDevilセレクションも送ります。2月は九州が熱いかも。そろそろ、ブラバンでも泳がしますか?

アートストーンカタギリ

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2007年02月04日 16:54に投稿されたエントリーのページです。

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