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EcoSystem①

水槽で食物連鎖が出来たら、と思う事は無いでしょうか?海のようにはいかなくても多少そのような物が出来ればわくわくする。そんなシステムがエコシステムです。 EcoSystemのオーナーLeng Sy氏はカンボジア生まれの中国人で難民としてアメリカに渡りUCLAで勉強をし今の会社を興しました。
インターズーエコ
彼とは、2004年のインターズーで知り合いました。
インター水槽その時に「今度日本に遊びに行ってもいいかと聞かれて」、歓迎するよ但し、1ヶ月前に言って下さいと言ってたらその年の11月に来た。私は勝浦温泉のホテル浦島に泊まり串本でDivingを一緒に楽しんだ。その時に彼からPro40をお土産にもらいこんなんで飼育できるのか半信半疑ではじめてみました。 その後もMACNAで会い、皆で食事した時も英語力の無い私が、あまりうまく話せなくてごめんねというと、他の皆は日本語わかんねぇじゃ無いか、お前はまだ少しでも英語を話せるから気にする事は無いと微笑んでくれました。
レストラン
基本的にはナチュラル方式でベルリン式と考え方はほとんど同じである。違いが有るとしたら、スキマーと海藻、そして砂の厚みくらいでしょうか?
ベルリン式は底砂を8cmくらい敷くのが基本とされていたのですが、The Reef Aquqriumの著者ジュリアン スプラング氏は5cmだと駄目と言うわけでは無いといいました。基本的には総水量に対して1/3から1/4をライブロックと底砂量の目安とすることで400Lの水量に対して100Kgから120Kgをバランスを維持する為の濾材とする、ライブロック80Kg底砂40kgでもいいし60Kgずつでもいい、ライブロックの表層部に好気バクテリア内部に嫌気バクテリア、砂も同様でプロテインスキマーはサンプ内を高速で泡沫浮上処理するほど水槽内のバクテリアの負荷は少なくなる為、バランスを維持しやすいし高濃度で空気をミキシングするために沢山酸素を含んだ海水がライブロックに当たり濾過されていきます。
パセオプロ40
どんどん、バクテリアが新陳代謝して浮遊しても、サンプに余分な濾材がなければ、必要以上に増え難いので、ウエット&ドライなどの従来濾過より硝酸塩や燐酸が蓄積しにくいのです。ライブロックとライブサンド或いはサンゴ砂やアラゴナイトのバランスや鮮度、品質に、スキマーの性能で立ち上がりに差はあります。
EcoSystemにおいては水槽には底砂は無しか、敷いても2.5センチ以下で充分で底砂は水換え時に毒抜きをする事を進めています。サンプに敷いた、ミラクルマッドが僅か2.5cmで脱窒を可能とするので窒素やリンを海藻が取り込み水槽のCo2を摂り光合成し成長することで余分な栄養を吸収します。
Pro40
そして、成長した海藻を微小生物が食べそれらがプランクトンや甲殻類の子供の餌となります。
もちろん、それだけで食物連鎖が成り立つわけでは有りませんので飼育する水槽の魚に餌は必要です。
ショールーム
ショールームの水槽はEcoSystemで立ち上げています。一見汚く見えるサンプに小宇宙が広がっています。

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2007年01月24日 21:52に投稿されたエントリーのページです。

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