仙台グルメツアー忍び寄る脅威!

伊達政宗像
昨日の早朝から仙台に行ってきた、今回の旅をエスコートしてくれるのはナプコ・リミテッド(ジャパン)の東北営業所の佐藤洋義さんと愛車の三菱アウトランダーで仙台市のアクアリウムショップを案内してくれました。
佐藤さんは以前フレンチのシェフをしていました。彼が今の職に就いたのはDevilの影響と数ヶ月前に告白されました。それと言うのも8年前からのお客様で、今の仕事を3年間しているのに、一切隠していたのですが、昨年根岸サンゴ園の菅野さんが大阪に来た時にゲロリンしてしまいました。
しばらく、知らんふりしながらお付き合いしていたのですが、「実はナプコで働いているやろう、知ってるで俺」っていうとBHで6年前にクリスタルリーフ1500x700x780Hを設置しに仙台に行った時にリーフクリスタルを薦められて使っているうちにその良さを感じ、偶然マリンアクアリストのナプコ・リミテッド(ジャパン)社員募集広告を見て応募したそうです。
その時違う塩だったらどうなったんだろう?なんて思いながら彼の運転でまずは昼食でもと言う事で、彼の一押し仙台味噌ラーメン大森屋からグルメ旅は始まった?さすがツボを抑えている?
ラーメン大森や
仙台味噌ラーメン
その後、彼の水槽を拝見させていただいた、いつも「ミドリイシ大きい目5万円分送ってくれ」というような注文の仕方なのでかなり心配していたのですが、水槽を見て安心しました。
佐藤さんと氏の水槽 黒松
期間限定サイトでGetした黒松ミドリイシやNORIKO嬢セレクションも皆、元気で何よりも魚も佐藤さんのようにプリプリであった。
このように6年前にセットした水槽が途中、宮城沖地震などでダメージを受けたにも拘らずすごく良い状態を維持しているのです。
ハイマツ ミドリイシ
水槽全体 サンプ内のスキマー
その彼から、Devilさん地元のショップさんにガツンと囁いて下さい。と要請があり牛タンをご馳走してくれるのならいきますよ。ということでまずアクアプロジェクト ナッシュビルの朝比奈さんを訪問した。20年前に海水魚を扱うお店としてオープンして、今は息子さんが2代目としてがんばっています。
ナッシュビルさん
良く手入れされて魚のコンディションも良い、コンスピの13センチくらいがセール価格で155000円で販売されています。
飼われたくないのか写らないコンスピ 朝比奈さん親子
これは買いやで!此処はエコシステムを最近始めています。わらわらと微小甲殻類が繁殖しているので、今後に期待できるでしょう。サンゴについてはそこそこです。ただ総じてライティングが暗いのでミドリイシ類はまだまだである。いろいろと質問やアドバイスをしたり、過去から今の状況を聞きました。
その後、ホテルにチェックインしてお約束の牛タンに連れて行ってもらったと思ったら焼き鳥屋さんで、同じ焼き物やからタンは最後と思い、出てくる焼き鳥がおいしいのでついつい食べ過ぎてしまい。焼き鳥
鳥肝とかが入った肉なべ
お腹が一杯になりかけたときにそろそろ行きましょうか「えっ牛タンは?」これから別の店に食べに行きますと朝比奈パパに言われて同級生が経営している関西風あっさり味の牛タンをご馳走になりました。
残念だ、次回はもう少しお腹が空いている時に堪能したいと思った。
福助
タンブロックこの新鮮な素材からおいしい牛タンができる 名物牛タン
翌日、青葉城の伊達政宗を見て出陣したのはペットエコ仙台。関東ではヨネヤマ プランテーションの名前で有名で此処の観賞魚担当の高橋さんと高梨さんが当ブログのファンということで足早ではあるがミーティングをした。その後、ズーズーカンパニーをさらっと見学した。此処にはカミハタが販売しているアメリカマリンランドの高級什器が有る、しかし内容は一般的である。
ユニークフィッシュクラブの高橋さん ユニークフィッシュクラブ 
そして、仙台市内の一等地に有るユニークフィッシュクラブ 高橋さんを訪問した。既に昨夜一緒にお食事をしていたので店内を隈なくチェックした。 特に問題は無く、凄く平凡で魚も良く餌付いている。そこが問題である。 私には最近気になっていることがある。 金太郎飴バッカリやで! 量販店舗も専門店舗も品揃えや設備が同じである。 同じようなもん並べてたら安心するのだろうか?性能とかメンテナンス性とか考えへんのやろうか? 私も時々大手メーカーの什器のデザインの相談を受ける、結局スペース優先で器材を選ぶ為、ベストな選択が出来ない。おまけにどうせパートやバイトが使うからこんな程度でおさめようということになる。現状では、量販店や総合ペット店にエキスパートがいないのでアドバンテージが多少はあるだろう。しかしペットエコの高橋くんのように積極的に取り組もうとする若者が従来の総合ペットのスタイルを変えることが出来れば、海水魚専門店のアドバンテージなんて吹っ飛んでしまうだろう。ズーズーカンパニーでも少し手を加えてスタッフを強化すれば凄いお店に変わる可能性がある。 想像以上に重症だ、佐藤君が仙台を立て直したいと言う気持ちが良くわかった。専門店にしか出来ない設備や生体の供給を心がけないと金魚や、熱帯魚の二の舞になってしまう。現状ではプロデュースする側の利益率を優先した品揃えに終始している総合ペット店もいつかは本物志向の時代が来るだろう。 自らが給料全部をアクアに注ぎ込むアクアリストの営業マンが心配するのも無理ないだろう。彼との出会いは電話でココスピグミーが欲しいんですが地元では置いているお店が無い。からでした今は仙台に2匹もコンスピがいるように成りましたが、なかなか売れません。欲しいお客様は既に東京などで購入したのではないかという。100万人都市仙台のマリンアクアリストを育てるには良い水槽をお店がお客様に魅せる事から始める事が重要。そしてエンジョイすることであります。桜咲く頃に再びお邪魔しよう、佐藤さんがんばって! 

<< 2007年01月25日 >>
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