LAXより愛を込めて!
今日は約1年ぶりのロスに来ています。ロサンゼルスの空港のすぐそばには、海水魚やサンゴの問屋さんが並んでいるストリートがあります。世界中からLAに送られてくる魚やサンゴを仕分けして全米こちらは主に西海岸の小売店に発送されます。アメリカやヨーローッパは日本のように問屋が直接10ケースや20ケースでインドネシアやフィリッピンから輸入する事は少なく、殆どの場合トランシッパーという輸入業者が問屋の注文をまとめて、現地のシッパーに発注しそれを空港で分けて転送しています。
LAはこの通りに集中しているので業者にすれば凄く便利な立地と言えるでしょう。1回の輸入量は最低でも1トン、箱にして50ケース以上100ケースくらいが普通で忙しいシーズンは200ケース以上となることもあるみたいです。LAからはカリブ海やメキシコの魚の輸出もされています。此処に集まるカリブ海の魚クィーンAやフレンチAなどは主に、ハイチやドミニカなどの中南米から送られてきます。以前はフロリダのローカルダイバーが魚を捕まえていたのですが、ブラジル便の価格に押されて廃業を余儀なくされて、代わりに中南米に行きダイバーを雇いアメリカ国内に出荷しています。
アメリカでクィーンのSサイズは90ドル前後で小売されています。カクレクマノミは15ドル前後フレームAは50ドル前後とあまり日本と変わらないように思います。アメリカの問屋の特徴は生態だけでなく、器具類も幅広く在庫しています。
日本でもおなじみのブランドがたくさんあります。日本と違い広大なアメリカはお店の数や規模も桁違いです。でも、レア種を求めるマニアは日本より少なく人気が有るのは大きなハギ、やトリガー、パッファーみたいで、ヤッコも大きなのが好まれるみたいです。
DynastyのForestさんにCandyBassはアメリカでどれくらい売れているのかと聞くと年間2,3匹といわれました。香港台湾でも同じくらいですと聞きました。
Devilは去年のCuracao遠征から1年間で約32匹のCandyBassを買いました。Curacao遠征ではMクラスのメルセデスと同額の費用も支払いました。Dynastyの世界1の得意先がBlueharborなのは言うまでもない事実です。
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