月に1回のメンテナンス

昨日は世界1の混泳水槽のメンテナンスに早朝から出かけました。京都は最後の紅葉を見ようと観光客が押し寄せる為、高速の出口が渋滞するのです。今日は、世界一の混泳水槽に収まらない魚の水槽を紹介しましょう。サンゴも魚ももう入らないけど入れたい、入れても見えないうちに殺されたら可哀想やし、何よりもお店に行っても買って帰れない、けど欲しい。贅沢な悩みでもあります、この水槽の主もそういう方で、「Devilさん殺生やで、私にパトロールさせてくれへんのか?私の唯一の楽しみ熱帯魚店めぐりが出来んようになる。」そんな嬉しいお言葉を頂いた頃に、偶々6年前に売った水槽を引き上げて欲しいといわれたものが倉庫に有り、プレゼントしましょうということなったのである。この水槽は変態親父が独立して間もない頃の作品で、水槽は900x600x600ですが、横にリーフデビル3を収納して、下のサンプにスキミングした海水をオーバーフローさせています。
中野さん900水槽 こっちもレアや!
それを少し改造し横に2段式のリフジウムを連結していろんな魚を飼えるようにしたのです。もちろん、細部もフル装備でRO自動給水SKドーサー付き、カルシウムリアクター、SCWDも当然クーラーはZC1300を屋外に床下配管してあります。メタハラはMS9150x2SとMT150W安定器及びタイマーリレーは床下収納を作りそこに入れてあります。この水槽はDeepWaterの魚を集めようということでリフジウムの上にはバイカラーバスレットとバンデットバスレットが仲良く泳いでいます。
Curacaoの水深130mのバンデットバスレット
メインタンクはラフタンバス、レッドバービアー、ベントラリス
アサヒハナゴイ、スイスガード、イエローチーク、ミゼットラス、ゴールデンハムレット、ブラックバンド、ハワイアンレスプレンデンスなどが可愛く収まっています。
早朝からゆえに、メンテナンスも昼に終わり最近奥様が知り合いになった喫茶店の水槽を見に行こうという事になり、ご一緒しました。右京区の葛野大路通りにある、カフェ コスタ デルソルに行きました。
今風のご夫婦、そのまま雑誌に掲載されていてもおかしくないオシャレなお店に奥様が管理されている水槽がありました。
オシャレなオーナーご夫妻
総水量は600L強の1500x600x600のアクリル水槽で、ご夫婦で趣味のダイビングやバイクを楽しんでいるそうで、さりげなく置かれているドッカティーがすごくカッコよくこのご夫婦のセンスの良さを表しています。
先日ツーリングしてきた愛車黄色は奥様の物<br />
水槽もレイアウトが良く、ハナガタサンゴやカクオオトゲやオオバナなども大きく膨らんでキノコも2次ポリプまで開きコンデション良く見えました。
しかし、Devilには気になることがあり失礼ながら水質を計らせて頂きました。ベルリンシステム普及前の10年前にはこのようなサンゴのレイアウト水槽が多く見れました。今見ると、綺麗に新しく感じるものだと思ったのですが、大きく膨らみすぎた共肉に疑問が生じます。サンゴには一見調子良くポリプを伸ばしているように見えるが、実は救助を求めてポリプや共肉を膨らませている場合があります。特に餌を食べる種のサンゴにこのような現象が見えます。
膨らみ過ぎたサンゴ
水質の結果はPO4 0.5 NO3 0 KH4 CA400
PH8.2使用している人口海水はLiveSeaで500L換水後2週間経過している。やはりそうだ、思ったとおりである。

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