2007年のオリジナルカレンダーを作る為にお魚の写真を撮りにK歯科に行きました。カレンダーを作る為に撮り貯めたお客様のお魚の写真でうまく撮れていない物が多く物足りないのでご協力願いました。何を撮りにかというと、Liopropoma mowbrai Cave Bassである。
この水槽に3匹もいる、最近の入荷状況からいうとかなり羨望の的である。昨年のCuracao遠征の時の魚ですが、入荷直後は減圧症ぎみで調整していたのですがとても状態よく飼育されているのである。Curacaoでこの魚は水深60mより深いところで採集されます。どちらかと言うと減圧症の出やすい魚と言えるでしょう。昨年も4日間も掛けて揚げて来たのですがお腹が膨れてしまいました。現地で空気を抜いたのですが、日本に着いた時も1個体は膨らんでいました。私はForrestさんにここから空気を抜くということを聞いておいたので自分で処置しています。
この水槽は、Basslet&FairyWrassでとても綺麗にまとまっています。フレームラス
・ガードルッドラス・フーデッドラス・レッドバービアー・ラフタンバス・
ペインテッドアンティアス・ベントラリス・キャンディーバス・ケーブバス・キイロハギ・ゴマハギ・デベリウス深場の魚と浅場のアクロポラ中心のレイアウトであるがライブロックを組み上げて明暗をつけてあり、
岩陰も沢山有るので強化照明による影響も少なく多数の穴が複雑に入り組んでいる為にテリトリー争いも少なく、華やかなイトヒキベラやハナダイがカラフルな泳ぎを見せてくれます。このような綺麗に管理された水槽が、歯医者さんの待合室に設置されていれば、患者さんの不安も和らぐように感じるのは私だけでしょうか?この水槽にマダラハナダイやジョンソンズラスを入れるのはいつになるのでしょうか?
BHのお客様の病院に綺麗なサンゴの水槽が沢山有ります。これらは、病院の玄関を飾る重要な役割を果たしています。最近でこそ、テレビなどで見る機会の多くなった水中の景観、生きた珊瑚やカラフルな魚ですが、それぞれを見に行く為には相当の旅費を費やしても見れるとは限らないし、一般では潜る事の出来ない水深の魚達もみんな同じ水槽で見る事が出来るのはアクアリウムの醍醐味と言って過言ではないでしょう。
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